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山梨大学ワイン科学研究センターへ

10年前から訪問している山梨大学ワイン科学研究センターにお邪魔してきました。ただ今進めている樽用材の樹木成分と味&香り研究の共同研究先です。

10年前に鈴木が広葉樹の活用とワイン樽を宿題にした時から、この研究は描いていました。
醸成の過程で樽の力を借り、熟成されていくワインづくりです。

ワインの品質は7割がブドウの力です。そのブドウを育てている気候、風土、土壌などがテロワールを考える上で重要なことは皆様ご存じの通りです。

そこに同じ地域で育った広葉樹を使い、樽を作ることは自然と感じています。地域を限定することは現在の森林には厳しいことではありますが、なるべく応えていきたいと考えています。

今年の樽製造はミズナラ、栗、山桜です。樹種の違いでどのようなワインができるか、今から楽しみです。

更に進めてシーズニング(天然乾燥)や、ブドウ品種に合う樹種探しなどの研究を進めて行きます。
1段クリアすると次の階段に向けてまた1段上がります。
変わらず、ワクワクをつなげます。得意分野をつなぎ、化学反応を起こしていきます!

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